八幡暁(やはたさとる)さんって海洋人間!?カヤックツアーガイドさんは情熱大陸にも出ている有名人だった!

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小浜島の旅日記

驚愕!八幡暁さんは”情熱大陸”にも出ている有名人だった!

ロビーに現れたときから、そこはかとなくオーラを放っていた八幡さん。

カヤックで数々の海峡を渡る旅の話はしてくれたけれども、情熱大陸YOU TUBE動画にも出まくり、Wikipediaにも乗っていた有名人とは・・・。

※YouTube動画;「情熱大陸 八幡暁」より(※注;長編です)

私たちが『カヤックマングローブツアー』に参加するため、朝からはいむるぶしホテルのロビーで待っていたところ現れたのが八幡さん。
背はスラッと高く、海のツアーガイドさんらしく浅黒く日に焼けた笑顔。待っていたとはいえ自然にその姿には目が行きます。

それが海洋冒険家の八幡暁(やはたさとる)さんでした。

まとりん
まとりん

まとりんです。小浜島の家族旅行でマングローブツアーをガイドしてくれた笑顔のステキな八幡さん。その出会いに感謝し、せっかくなので八幡暁さんについて少し調べてみました!

八幡暁(やはたさとる)さんの経歴

★経歴

専修大学時代、八丈島で素もぐり漁をはじめる。大学卒業後は世界各地の漁師の仕事を見ながら、国内外をまわる。シーカヤックに出会い、更なる海の可能性を見出す。『海とともに暮らす人々は、どのように生きているのか』をテーマに、2002年にオーストラリアから日本までの多島海域を舞台に「グレートシーマンプロジェクト」として人力航海の冒険をスタート。世界初となる航海記録を複数持つ。

手漕屋素潜店ちゅらねしあ[1]でガイド、各地で講演、執筆を行っている。

★黒潮源流域調査

2009年、黒潮の源流域に暮らすフィリピンの人々を調査したいとの依頼を、高知大学山岡耕作教授(当時)より受け、シーカヤックでしかアプローチ出来ないような漁村を3年間かけ、南北1,000kmに渡って調査した。日本人に馴染みのある黒潮は、フィリピンのどのあたりから流れとして感じるようになるのか、またその海域の人々はどのように暮らしているのか。文明の力が、自然の力に押されている暮らしの様子は、100年前の日本のようであると伝えている。

Wikipediaより引用ー

すごい経歴の持ち主でした。どうりでオーラが違うと思った(笑)。

八幡暁(やはたさとる)さんはクレイジージャーニーという番組にも出ていた

※YouTube動画:「クレイジージャーニー」より

主人が後から検索してみたところ、「クレイジージャーニー」というテレビ番組に出演していたようです。

凄いですね。どうして言ってくれなかったの!?と思いましたが。

何も自慢しないところが、またステキです。

そうして、背もスラッと高くて180cm以上はありそうでした。足も長くてめちゃめちゃイケメン!!(笑)。

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八幡暁(やはたさとる)さんは大学の卒業式の翌日海へ旅立った

娘と主人がペア、どんくさい私と八幡さんペアでしたので。カヤックに2人で乗れたのは、今思えば『大ラッキー!』でした。(笑)

何でも大学の皆が就職活動をしているときに、海に潜りモリで魚をついて獲るおじさんに衝撃を受け、「就職している場合ではない!!」と思ったとか。

大学の卒業式の翌日には、カヤックで旅に出たという強者。

ご本人は元々実家は東京だったようですが、大学の卒業式の翌日に「就職なんかしている場合じゃない!」と思い旅立ったそうです。

素潜りで魚を捕るおじさんに魅せられて・・・

その頃は広告代理店などが全盛期で、エリート人生を目指す人が多い時代。

そんな中、八幡さんは「素潜りしてモリで魚を突いて獲って生活しているおじさんがいる」という話を聞き、衝撃を受けて早速会いに行ったそう。

おじさんのところに行ったはいいけど、素潜りして魚を捕る様子を間近で見て初めは「自分にこんなことできない!」と思ったそう。

でもそこは元々ラグビーで鍛えたスポーツマン精神で、頑張って練習していったところ、もぐって魚が捕れるようになったそうです。

そこで無理!と思ってもできるまで挑戦してしまう八幡さんすごい!

いやはや、カルチャーショック!「地球、捨てたもんじゃない!!」(笑)

息子さんには、素潜りでモリで魚を突いて獲る方法は伝授したそう。「もう父親として伝授することは終わった。あとは余生を生きる」

…って言ってましたが、余生早すぎです!!

【八幡 暁さん】シーカヤックで世界の海流を渡って海洋冒険家と呼ばれる

👇八幡暁さんの参考記事です。(paddlar’s eyeより)

※出典:PADDLER’S EYE 湘南の今を独自取材した特集と連載

世界の激しい海流をシーカヤック1本で渡っていった八幡さんは、いつしか「海洋冒険家」と呼ばれるようになったそう。

自分では冒険家とは全然思っていなくて、「新しい土地を開拓したりしたわけでも無いし、周りが言っているだけ。渡りたいから渡っているだけ。」というようなことを言ってました。

でも海をシーカヤックだけで渡る人はかなり珍しかったようで、いつしか海洋研究チームの一員となって活躍するように。

八幡さんお父さんと仲直り

※YouTube動画:『「海で生きる」とはどういうこと? 日本財団 海と日本PROJECT in とっとり 2018 』より

卒業式の翌日に就職もせずに海へ旅立った八幡さん。

実はお父さんに勘当に近い扱いを受けていたそう。(と言っても出て行ったのは八幡さん自身ですが・・・。)しかし、海洋冒険家として研究チームに入って活躍していた八幡さんに、お父さんが入院したという連絡が入り・・・。

企業戦士としてまじめに働き続けて病に倒れた八幡さんのお父さんは、病床で「お前のような生き方も良かったかもな」とつぶやいたそうです。

しかも、このお父さんのご実家は漁師さんだったそう。えー!それで苦労してサラリーマンになって、息子さんたちを大学に入れて・・・。八幡さんの2人のお兄さんたちは優秀だったそうですが。

うーーん、その三男息子は素潜りで魚を捕る人生になるとは。

なんか深い話です・・・(泣)。

八幡さんの語る縄文人のヒミツ

八幡さんは縄文人の新事実についても語ってくれました。

八幡さん曰く
「最古の縄文人の遺骨が昔那覇空港の建設時に発見されたんだ。そのとき新事実が発覚して。実はその人骨は本土にいたとされる縄文人よりも古い人骨だったんだ。それは縄文人が船か何かで海を渡ってきたことを示す、凄い証拠になった。船を作るような知恵が縄文人にあったことがこの人骨の発見で明らかにされたんだ。スゴイ発見だったんだよ。」
(多分こんな感じのお話でした。)

更に八幡さんは語ります。

「その縄文人の頭蓋骨を調査した結果、縄文人の脳は現代人の脳よりも大きかったことがわかった。
実は縄文人は現代人よりも脳を使っていたんだ」と。

現代はいろいろと便利にはなりましたが、便利になってしまった分脳を使うことが少なくなっているのかもしれませんね・・・(汗。

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八幡さんの語る自給自足の考え

更に八幡さんはこのあたりの日本最南端の八重山諸島は、自給自足も出来るすごい島々なんだと力説していました。

あちこちに食べられるものがあふれているそう。

海にはちょっともぐれば美味しいお魚と海藻があり、大地には食べられる実が成り、草からは草履が出来る。これがすごく強い葉っぱなんだと教えてくださいました。

「もしもお金が無くなっても、この地元の魚を獲りこの市場には出回らない地元の人だけが知っている美味しい海藻を採って食べ、自給自足で暮らしていけるんだ

とおっしゃってました。いやはや、凄いお人です。

「市場に出回るから値がつき高くなる魚や海藻たち」というお話

市場に出回って値が付くのは世の中に知られているお魚たち。でも実際は「市場に出回らない名も知られていないけど美味しい魚や海藻がたくさんある」ということなんですね。

確かにそうなんだろうなー。アジやサンマ、鮭とかタラとか鯛とか。知っている魚は市場に売っているけど。

それ以外はわからないから食べないだけ。知っている地元の漁師たちはきっと私たちが名も知らない美味しいお魚を、捕って食べているのでしょうね。

もしもこのままIT化がすごい勢いで進み、人間がAIに頼りきった未来が来るとして。

そんな中何かのきっかけでAIの機能が完全に停止してしまって、世の中が大混乱に陥ったとしても、この人はこうやって自給自足で生き抜くんだろうな。

と、そんな風に思いました。

八幡さんは元々は神奈川の逗子に住んでいた?

実家は東京だと話していた八幡さんですが、ご結婚されてからはどうやら神奈川県に住んでいた模様。やっぱり海の近くの逗子だったみたいです。

子供たちに海のお話や自給自足、自分で物を作る体験などを提供していたようで、地域の人気者だったようですよ。

海を渡った冒険のお話を聴けて、どんな状況でも自然があれば生き残れる、というお話を聞けた子供達は幸せですね!

きっと大人になって思い出すのでしょう。将来海に潜っているかもしれませんね。

その後、南へ下り沖縄の石垣島へ移住してきたようです。

きっとこのあたりの美しい自然と、自給自足ができる素晴らしい島に惚れ込んだのでしょう。

実は石垣島って意外と移住派が多いんですよね。これは後から知ったのですが。小浜島の観光関係も横浜や本土からの移住派は多いようですよ。

(私も移住したい・・・。)

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この翌年に私たち家族は再び小浜島に上陸。シュノーケリングツアーの最中に偶然カヤマ島でバッタリ再開した八幡さん。ニコニコ写真撮影に応じてくれて、本当に神対応✨

その時の八幡さんの笑顔は、コチラの2回目の小浜島旅行「シュノーケリング・アクティビティの記事」で見れます。

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