こうして私は勉強主婦に(W5)

こうして私は勉強主婦に

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「○○さん、いつも件数多いね!凄い!」
私はトークもそこそこ出来るようになり、PCの入力も操作もかなり早くなっていた。
しかし、ネックがあった。操作や入力が早いのは良いのだが、ケアレスミスが多い。
中々マニュアル通りにいかない。しょっちゅう注意されるのだ。
お客様とのトークも良好、言ってることを瞬時に理解出来、スムーズに処理できた、大分良い感じ!
と思っていると、ピピーっとイエローカードが出る。
途端に萎える。
何度も細かく注意され、きつく言われる度に
「私、この仕事向いてない、、、」そう思い始めた。

一寸の狂いも無く入力漏れも無く、細心の注意を払って入力し、何度も確認し、そしてまた失礼の無いようにトークし、
少しでも早く処理して、、、そんなことをしている内に、私は心臓がバクバクして胸が締め付けられるようになった。

「何か苦しい。。死ぬかも?」
そうして私は周りの引き留めも押し切って、程なくコールセンターを辞めた。

「静かにデスクワーク、、、て、何か誤解してた。甘かった。」
そう思い、私は新たに、PCを使って図面を描く勉強を始めた。
しかし、、、これはこれで目が、、、本当にショボショボする。
「何かもっとこう、目から鱗!みたいな在宅でも出来る新しい仕事無いかな?」

そんなある日、いつものごとくYOU TUBUを観ていると、地味に吹き出しのような画面が出てきて、何やら話しかけてくる青年が居た。
よくよく聞いてみると、
在宅で出来る、しかも細かい指導、初めての人でも出来る。。。。「これ、面白そう!」

そう、そうして私は今、PCに向かって図面を描く勉強と、アドアフィリのマニュアルと毎日格闘し
更に目がショボショボしているのだ。
こうして私は、勉強(専業)主婦になったのだった。

 

 

 

 

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