思ったより大変
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そうして私のコールセンターライフは始まったのだが。
それはそれは思ったよりも大変だった。
接客業を長く経験していた私は、対面接客には少々自信があったが、相手の顔が見えない、というだけでとても不安になった。
それに、対面では気付かなかった、イタイ癖が次々と判明した。
それは、「語尾伸び」と「語尾上がり」だ。
対面ではむしろ愛想が良いくらいに取られる「それ」は、電話では全く効かない。
というか、むしろウザい。
あとから自分のトークを聞かされたときには、この「語尾伸び」と「語尾上がり」は、かなり馬鹿っぽい。ということがわかった。
「私、こんな話し方してたんだあ。。」とかなり凹む日々が続いた。
大分トークも慣れてきた頃には、PCの入力を覚える仕事が待っていた。
入力しなければならない画面が3種類もあった。
それ以外にも参照しなければならない画面が山ほどあった。
PCにはいつも、10個以上の画面が常時出ているのだ。
「あり得ない。。。」この画面達ををシャカシャカと出したり閉じたりしながら、先輩方は電話を取って話しているのだ。
「話すだけでもやっとなのに。。。」
私は取り合えす、上司に勧められた「タイピングの練習」を家でした。
少しずつタイピングも早くなってきていた。
家ではマニュアルを思い出しながら、基本的な操作を一目で見れる図を作った。
いつもそれを見ながらやるようにすると、全体のイメージが出来て、かなり操作が早く出来るようになっていった。
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